エイブル×トーク
エイブル×ママ
子育てをしながらでは、
仕事で活躍することはできない。
決してそんなことはありません。
むしろ、働くママの目線は、
ビジネスにだって活かせるんです。
そんな可能性を
「ワーママプロジェクト」で体現する、
子育てママ3人のトークセッションです。
- 2013年入社
企画開発事業本部
西日本コンサルティング
事業部 - 長谷川 恵莉
- 2003年入社
企画開発
事業本部 - 小笠原 早織
- 2012年入社
企画開発事業本部
東日本コンサルティング
第一事業部 - 青木 尚美
Session 01
時間が限られるからこそ
できること
- 長谷川
- お二人は、子育てをしながら働く中で、何か工夫をされていることはありますか。
- 小笠原
- 私は、2014年に出産をし、1年5ヵ月の育児休暇を経て復帰しました。子どもは今5歳で、9:30から16:30までの時短勤務で働いています。主にイベント関係の企画や運営に携わっていますが、育児と仕事を両立するようになってからは、時間の使い方を意識するようになりましたね。
- 青木
- 時間の使い方は、働くママにとっては永遠のテーマですよね。
- 小笠原
- やっぱり、子どもは急に熱を出したり、体調不良になったりするので、「もしかしたら、明日休む可能性があるかもしれない」という気持ちで仕事をして、なるべくその日の仕事は、その日のうちに終わらせるように工夫をしています。
- 長谷川
- お二人とも“時間”がキーワードなんですね。私は、1年くらい育児休暇を取得して復帰してから、時短勤務で働いていますが、時間に対する意識という点では、「今この時間を効率よく使わなければ」と考えるようになりましたね。そのおかげで、子どもが生まれてから、宅建の資格を取得することができましたし、時間がないからこそ、しっかりと空いた時間に集中できたことが大きかったかなと思います。
- 青木
- 確かに、そういった集中ができるのは、子育てをしているからということも一理ありますよね。私は、子どもをすぐに保育園に入れることができたので、育児休暇からは5ヵ月ほどで復帰しました。そして、時短勤務をしながら、土地活用プランナーの資格を取得して、長谷川さんと同じく、時間がないからこそ、通勤時間に勉強をするなど色々な工夫をしていましたね。
- 小笠原
- 私も育児休暇復帰後にインテリアコーディネーターの資格を取得できましたし、子育てをしていても、キャリアアップできている方はたくさんいますよね。企画開発事業本部トップセールス鈴木さんもワーママプロジェクトメンバーですし。
- 青木
- そうですね。考えてみると、一番に出社をして朝の時間を効率よく使ったり、外出の事前準備、オーナー様を訪問する1日のスケジュールを立てたり…、時間を有効活用できるように日々過ごしていますね。子育ては段取りが大事ですが、仕事も同じだと思います。
- 長谷川
- 子育てをしていることを理由に、周りの皆さんに置いていかれたくはないですからね。当社には、そういった気持ちで働いているママが、多いのではないでしょうか。
Session 02
ママの目線が
新しい強みになる
- 小笠原
- エイブルには、子育てをしながらでも、活躍している社員がたくさんいて、「何か自分達にできることはないか?」「後世の女性社員に働き方のモデルケースを発信していきたい」という思いから、同じ部署の時短勤務ママ社員5名と「ワーママプロジェクト」を立ち上げて色々と形になってきましたね。
- 青木
- 同じ仲間がいるんだと思えるだけで、心強いですし、同じ目線で課題解決ができていますからね。
- 長谷川
- 私も「結婚して、出産をして働き続けられるのか」という不安を持っていましたが、小笠原さんや青木さんなど、メンバーの皆と会話できる機会が多いので安心して業務に取り組めています。
- 青木
- 社外向けの活動としては、最近、特に賃貸オーナー様向けのセミナーに力を入れていますよね。ファミリー層が暮らしやすいお部屋とはどういうものかを、ママ目線で提案するセミナーは満員御礼でしたし、需要があることを実感しました。
- 長谷川
- そうなんですよ。安心して暮らせる賃貸住宅になれば、オーナー様にとっても、入居者様にとっても、いいことばかりなんですよね。たとえ、大きなリフォームではなくても、ベビーカーを押せるスロープをつくるとか、防災グッズを共有スペースに置くとか、おむつをストックするサービスをはじめるとか、ママだからこそ考えられることってたくさんありますし、それが安心にも繋がっていると思います。
- 青木
- 私は、24時間のゴミ捨て場の提案をしました。ゴミ捨てが決まった時間と曜日にしかできないって、子育てをしている方にとってはストレスがあるんですよね。子どもの状況によっては、その日、その時間に捨てに行けないなんてことも多いですし。
- 小笠原
- また、最近つくった、ワーママプロジェクトのロゴも活用できればいいですよね。ロゴデザイン自体が「ママと子どもが安心して暮らせる家」をイメージしていますし、このロゴがついていれば、「ママの目線でリフォームしました」という証明になる。そこまで、この活動が広がっていけば、一つの強みにもなると思います。また、私たちがおこなう不動産事業を通せば、もっと子育てしやすい街づくりもできると考えています。
- 青木
- 空き家や空き部屋を利用した保育施設だったり、キッズスペース、授乳やおむつ替えができるスペースをつくったりできたら素敵ですよね。まずは、そういったことをセミナーで世の中に発信し、広めていければいいですね。
Session 03
社内の働き方を変え、
もっとママが活躍できる場を
- 長谷川
- これから女性の社会進出はもっと進んでいきますし、長く働き続けたいという女性もたくさんいるでしょうから、私たちがそのロールモデルになれたら嬉しいですよね。また、もっと働きやすい環境をつくるために、ワーママプロジェクトから発信することができればいいなと思います。
- 小笠原
- 例えば、勤務時間の自由化とかですね。時短で働いてはいますが、日によっては、もう1時間とか30分、長めに働ける日もあるんですよね。その少しの時間がママにとって重要だったりしますから。
- 青木
- わずかな時間ですが、その間に色々な段取りや仕事ができると、翌日のパフォーマンスはまったく違ってきますからね。そういった柔軟性があれば、もっとありがたいです。あとは、在宅勤務などもそうでしょうか。
- 小笠原
- そうですね。子どもが感染症にかかったりすると、「5日間登園できません」ということもあったりしますからね。フルタイムではないにしろ、1日のうち数時間は家で仕事ができる、家から会議に参加できるといった仕組みが整えば、更に働きやすくなると思います。
- 長谷川
- また、職場に託児所があればいいと思いませんか。待機児童の問題はまだまだ大きくて、家の近くの保育園に入れるとは限りませんから。実際、私も家から遠い保育園に通わせていますし。
- 青木
- このプロジェクトから、そういった意見を発信して環境をよりよく変え、誰もが働きやすい会社にしていければいいですよね。そして、私個人としての目標は、子育てをしながら管理職になることです。
- 小笠原
- いいですね。私は、先ほども話に出た、商品プロデュースをやってみたいですね。子育てがしやすい動線の間取りをつくるなど、すべてがママ目線のリフォームを商品にしてみたいと考えています。
- 長谷川
- 「リフォームママ目線パック」のようなものですよね。いいと思います。私は、青木さんと似ていますが、この時短という働き方をしながらトップセールスを目指したいと考えています。色々な工夫は必要だとは思いますが、それが叶った時、子育てしながらでも活躍できるノウハウのようなものもつくれると思うんですよね。そうすれば、もっと多くのママが活躍できる。そんな未来を皆でつくっていきたいですね。